ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年01月27日(金) 同僚が貢君になった

知らぬ間に蕾ふくらみ春の音耳を澄まして聴く独り言


ひっそりと静かに佇む

本当は見つけて欲しい



決して独りではないけれど

独りになりたがっている



春と呼ばれたいのだろう

それほどにまで誇らしく

満ち足りているのだった


呟けば届くだろうか

どうか耳を澄ましてください


私の声は春の音です






よほどプライドが高いのだろう。

それとも己惚れているのだろうか。

自分の声が春の音などどよく云えたものだと思う。

いい年をして何をほざいているのやら。馬鹿じゃないのか。


書いている時には心地よくてならない。

けれどもこうして夜になって読むと酷く愚かに見える。

もしかしたらこれは自慰行為なのかもしれない。

私は恥ずかしくないのだろうか。




同僚がとうとう「貢君」になってしまった。

今日は5本も煙草を貢いでくれた。

こんな関係は一刻も早く絶たなければいけないと思う。

家では吸えないが職場だと吸える。それって何かが間違っている。

そもそも私はもう吸いたくなかったはずではなかったのか。

誘惑をしてくれと同僚に頼んでいる訳では決してない。

何が本当の優しさなのか同僚も分からなくなっているのだろう。

もう一本も要らないとはっきり言った方が良いのかもしれない。

私はなんだか泥沼の中に居てもがき続けているようだった。


幸いと言って良いのか週末となり月曜日まで職場に行けない。

禁断症状は酷くなり今以上に苦しくなるだろうけれど

なんとしても乗り越えて楽になりたいと願ってやまない。


無いものねだりをするつもりはない。


在ると思うから欲しくなるのだ。






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