ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年01月23日(月) アンバランス

野に雨が霧のように降っている枯れてしまうな名もなき花よ


まるで見捨てられたかのように

ひっそりと咲く野の花があった



まだ春は遠く

夢ではないかとひとは云う



水を求めていたのだった

これほどにも渇いていて

生きていられるだろうか


枯れることを怖れてはいない


霧のように雨が降っている





いかにも詩のように書いてあるがこれは詩ではないと思う。

読めば読むほど「ん?」と声が出そうになる。

アンバランスなのだ。言葉同士が背を向け合っているような気がする。

そもそも「名もなき花」を自分に重ねようとしているところが

愚かで滑稽ではないだろうか。枯れ尾花のくせになにさと言いたい。


でも禁断症状にもめげずよくもまあ書けたものだと感心もしている。

とにかく試練なのだと思って書き続けてみるべきなのだろう。

そのうちもう少しまともなものが書けるようになるかもしれない。



相変わらず苛々が納まらず今朝は運転中に怒鳴り声を上げてしまった。

前方を時速30キロで走っている軽トラックがあって

追い抜くようにと窓から手を出し合図をしてくれたのだけれど

咄嗟に腹が立ってしまって「このクソジジイ道路を走るな!」と

大声が出てしまったのだった。今の誰?私?と信じられない。

禁断症状はどうやら穏やかな性格まで変えてしまったようだ。


職場に着いたら看板猫のみい太がにゃあにゃあと鳴いて煩い。

事務所のドアを開けようとしたらみい太にぶつかってしまった。

決してわざとではなかったが痛かったろうと思う。

「みい太ごめんね」と言えない。私は「この馬鹿猫が!」と怒鳴っていた。

性格と云うか人格まで変えてしまうものなのか。

私はこの先どうなってしまうのだろうと不安でいっぱいになった。


とにかく落ち着こうとシケモクを探したがもう自分の吸殻は無い。

仕方なく同僚の吸殻に火を点けてしまっていた。

まあ弟みたいなもんだからとあまり抵抗は感じなかった。

それにしても短い吸殻で指が火傷しそうである。

同僚がわざとそうしているような気がして恨みたくなった。

なんと嫌な性格だろう。これも禁煙の後遺症なのだろうか。


愚痴りたくもなってしまって禁煙に成功したお客さんと語り合った。

辛いのは一時のことなのだそうだ。乗り越えたらそれは楽になると。

今はそれが夢のような話に思えるけれどやるっきゃないと思っている。


煙草を買わなくなって一週間が経った。

今日は迷うことなくお刺身を買った。






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