2022年08月11日(木) |
負け組にも根性がある |
晴れてはいたけれど午後にわか雨が降った。
それも土砂降りとなり驚く。洗濯物が可哀想。
娘とめいちゃんと三人がかりで取り入れたことだった。
後は乾燥機の「乾太くん」にお任せする。
主婦の味方だけあってなんと頼もしいことだろうか。
午後、久しぶりの胃痛に襲われる。
あまりの痛さに脂汗が流れる程だった。
冷たい物の飲み過ぎであろうか、整形外科の鎮痛剤のせいかもしれない。
もともと胃弱なのをすっかり忘れておりその報いだと思われる。
胃薬を飲み少し楽になり茶の間で高校野球を観戦していた。
高知代表の明徳は健闘したけれど初戦突破ならず。
何度も逆転のチャンスがあったけれどそれを活かせなかった。
けれども選手みな爽やかな顔をしており精一杯だったことが分かる。
力を出し切ったらもう後悔はないのかもしれない。
勝ち負けに拘るよりもそれが大切なことなのではと思った。
私はどうだろう。人生の負け組だとずっと思い込んでいたけれど
誰からも認められないことに拘り過ぎていたのではないだろうか。
傷つくばかりの自尊心。悔しさをバネに出来ない虚しさ。
それはもしかしたら自分の力を出し切っていないのではないか。
誰にだって限界はあるだろう。それは天から与えられていること。
その限界を乗り越える精神力が足らないと云うことかもしれない。
蔑まされることに慣れてしまってはいけない。
惨めだと嘆きすべてを投げ遣りにしてはいけない。
負けても誇りを失ってはいけないのだと思うのだった。
私は小説家でもエッセイストでもない。歌人でも詩人でもないけれど
この世に生きていることに誇りを持ちたいと思う。
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