2022年08月10日(水) |
弱さを強さに変えるべき時 |
山里ではお昼過ぎににわか雨が降った。
大気がよほど不安定なのだろう。
8月になってから快晴の日は殆ど無いと云っても良い。
帰省客が増え始めたよう。県外ナンバーの車が多く見られる。
高知の城下では「よさこい祭り」が3年ぶりに開催され賑わっているようだ。
ラジオを聴いていたら「感動で胸がいっぱいだ」と観客の声がする。
私はとても複雑な気持ちになった。本音を言ってしまえば
「不安で胸がいっぱい」なのである。気分はとてもよさこいどころではない。
祭りの後にどれほどの危機が襲って来るのだろうと気掛かりでならない。
奇しくも今日は過去最多の感染者。もうどうしようも出来ないと思う。
今朝は体調も変わりなく元気そのものだった。
接触から6日目となりもう大丈夫とすっかり安堵していたけれど
出勤前に熱を測ったらまさかの37度で一気に不安が襲って来る。
どうしたものかと困惑しながらも職場に向かっていた。
職場に着くなりすぐ近くにある診療所に電話をして相談する。
そうしたら37度は発熱とは見なされないとのこと。
夏は平熱が高くなることがあるのだそうだ。
体調が良いのであればPCR検査の必要はないだろうと言う。
これまでのいきさつを話し不安でならないことを伝えたら
なんと親身に耳を傾けてくれたことだろう。有り難くてならない。
話し終えるなり涙がほろほろと溢れてしまっていた。
義父も心配してくれて再度熱を測ってみたら36度3分。
「ほら、なんともないじゃないか」と笑い飛ばしてくれた。
人一倍神経質なものだからこんなこともあるのだろう。
気にし過ぎていることは自分でもよく分かっているのだった。
もっと気楽にもっと大らかにと思うけれど上手くいかない。
今こそ「かかってこいや」位の強気が必要なのだろう。
弱さを強さに変えることはきっと可能だと思っている。
それは立ち向かう勇気だろうか。自分を信じることだろうか。
上手く言葉に出来ないけれど私はきっと変われるのに違いない。
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