2022年07月31日(日) |
あるがまま愚かな自分を愛したい |
夜中から早朝にかけて時おり強い雨となる。
酷く蒸し暑くエアコン無しでは眠れなかった。
また新たな熱帯低気圧が発生しており夏空は程遠いのだろうか。
七月も晦日となり立秋まであと七日になった。
お大師堂の花枝がそろそろ枯れているのではと気になりつつ
行動しようとする気力がない。なんと疎かなことだろう。
自分を情けなく思いながら来週こそはと思っていた。
以前は毎日だったのが週に一度になりとうとう月に一度になってしまう。
そのくせ管理をしているなどと偉そうなことを言っている。
つい先日猿の花子のことをここに記したけれど
なんとなく気になって猿の寿命について調べてみた。
そうしたら日本猿の場合ほぼ27年が寿命だと判明した。
当時の花子がいったい何歳だったのか知る由もないけれど
現在80歳だなんてとんでもないことを書いてしまったようだ。
猿は人間の祖先のように思っていたので長命だと思い込んでいた。
雌なので子は産んだかもしれないけれどそれも定かではない。
もしかしたら檻の中で息絶えてしまったのかもしれないのだ。
そう思うとなんとも憐れでならなかった。
旧い学校史のようなものがあれば花子のことが記されているかもしれない。
そうは思うものの今の私にいったい何が出来るのだろうか。
もし母校を訪ねることが出来たとしても訊ねる勇気さえもないのだった。
無知無学の故とんでもない誤りを記してしまうこともある。
だから私の書くことを信用してはいけない。私は馬鹿なのである。
半世紀にわたり詩や短歌を書き続けて来た。
この拙い日記も20年目となってしまったけれど
私は全く成長していないのかもしれない。
誇りはあるけれど自信は全くないのが「とりえ」なのだろうか。
自分らしさとは何だろうと最近よく考え込んでしまう。
あるがままの自分を愛すること。かっこつければそう云うことかもしれない。
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