相変わらずすっきりしない天気が続いている。
朝のうちは涼しかったけれど午後から一気に蒸し暑くなった。
今夜は小学校で「夏祭り」が行われるのだそうで
孫たちが楽しみにしており先ほど出掛けて行った。
めいちゃんは浴衣を着たのだけれどあやちゃんは嫌だと言う。
「暑いし動きにくいやんか」確かにその通りである。
女の子らしいおしゃれを選ぶより現実的であるのが面白い。
けれども見たかったなと思う。ささやかな憧れのようなもの。
午前中に恐る恐るであったけれどカーブスへ行っていた。
先週のこともあり出来るかどうか不安でいっぱいだった。
幸い足の痛みは薄れておりなんとか出来たのだけれど
コーチの気遣いが全く感じられずいささか不服気味となってしまう。
私は余程いじけやすい性格なのだろう。一言で良いから
「足は大丈夫ですか?」と訊いて欲しくてたまらなかった。
他の元気なメンバーと一緒にされてはたまらない。
そう思うと腹も立って来てふくれっ面をしてしまうのだった。
マシンを使っているとコーチが寄って来て励ましてくれるのだけれど
それも気に入らない。とにかくそっとしておいて欲しい。
マイペースで無理のないように心がけているのだから。
励まされたら気が滅入る。褒め言葉などももちろん不要である。
張り切って一生懸命に頑張れたらどんなに良いだろうか。
それが出来ないから苦しんでいることをどうか分かって欲しいのだ。
終始苛々とするばかり。身体を動かした後の爽快感は皆無であった。
溜息をつき肩を落として帰路につく。なんだか涙が出そう。
メンタルが落ちているのが自分でもよく分かる。
これではいけないなと思うのだけれどどうしようも出来ない。
「悔しさをバネに」とか「やれば出来る」とか
常日頃から自分に言い聞かせているのだけれど
自己暗示力も極めて衰えているようであった。
こんな時はとことん落ち込んでしまうのが得策かもしれない。
そうすればまた這い上がろうとするのではないだろうか。
自分を守れるのは他の誰でもない。自分自身なのだと思っている。
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