二十四節気の「大寒」一年で最も寒い頃となる。
けれども三寒四温のたのしみもあり
「ふきのとう」の咲く頃でもあるらしい。
日も次第に長くなり陽射しにも恵まれることだろう。
春は遠からずである。希望を持って歩んで行かなければいけない。
仕事が大忙しだった一日。お昼休みも無く走り回っていた。
速達郵便を出しに郵便局に行ったら局長さんが応対してくれて
優しい労いの言葉をかけてくれて嬉しかった。
「僕もまだお昼ご飯食べていないよ」と二人で笑い合った。
山里の郵便局は人情味に溢れていて行く度にこころが和む。
それにしても今日は疲れたなと帰宅したら
娘が休みだったらしく洗濯物をたたんでくれていた。
そんなささやかなことが私の幸せなのだろう。
肩の力がすうっと抜ける。ふにゃふにゃのクラゲみたいになる。
今夜は孫たちのダンス教室の日なのだけれど
めいちゃんは気がすすまないのかお休みをした。
晩ご飯もまだ食べたくないと言って独りで部屋に閉じこもっている。
あやちゃんのような反抗期ではないと思うのだけれど
気になってしょうがなく何度も様子を見に行くばかり。
後30分もすれば娘たちが帰って来るだろう。
どうかしっかりと晩ご飯を食べてくれますように。
なるべく干渉をしないように心掛けているけれど
老婆心というものだろうか。お節介が度を過ぎる時もある。
それだけ愛しい存在なのだろう。無視などどうして出来ようか。
近すぎてもいけない。遠すぎてもいけない。
ちょうど良い距離というものは難しいものだなとつくづく思う。
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