ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年01月05日(水) 家族らしさ

曇り日。陽射しのありがたさをつくづくと感じる。

寒の入りらしい寒い一日となった。

季節は真冬となり「立春」の声を聴くまで耐えねばならない。

それも雪国に比べれば恵まれている冬であろう。



やっと仕事始め。ついつい気負う気持ちがあり

ゆっくりと歩み出そうと自分に言い聞かせていた。

開店を待ちかねていたように来客があり幸先が良い。

職場は活気で溢れており自然と笑みがこぼれてくる。




娘が夕方5時から出勤。今夜は棚卸があるとのこと。

帰りは何時になるか分からないと言いご苦労なことである。

娘むこの帰りを待っていたけれど7時になっても帰らず

孫たちと4人の夕食は久しぶりのことであった。


めいちゃんと一緒にお風呂。これも久しぶりのことであった。

以前は浴室で玩具で遊んでいたけれどそれもせずにいて

いつの間にか成長したことを感じずにはいられなかった。

身体も自分で洗う。足の指の間までそれは丁寧だった。

お尻にはまだ生み痣が青く残っているのを見て

幼児の面影がふと懐かしく感じられた。


父親も母親も居ないことをしっかりと受けとめているのだろう。

あやちゃんはいつも終い風呂だけれど

今夜は何も言わなくても自発的に入浴を済ませていて感心する。


ふと同居でなければこんな時はどうするのだろうと思った。

私達祖父母は「家族ではない」と言われつつも

いざと言う時には頼りにされているのではないだろうか。


それが嬉しくもありせつなくもある。

そこには感謝されたい欲があるからだろうと思う。

それこそが愚かな欲なのではないだろうか。


当たり前のこと。当然のことをしただけのこと。

それには感謝などいらない。

家族とはそういうものなのかもしれない。






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