2021年04月12日(月) |
笑顔を映す鏡のように |
恵みの雨と言って良いのか時おり激しく雨が降る。
植えられたばかりの稲が倒れ水没しているのを見た。
いや大丈夫だろう。しっかりと根を張っているはず。
朝の山道では久しぶりにお遍路さんの姿。
とても背の高い人だったのでもしやと思ったら
やはり外国人のお遍路さんだった。
雨にも負けずしっかりとした足取りでとても頼もしい。
「雨になりましたね。気をつけて下さいね」
その一言が伝えられずなんとももどかしく思った。
言葉が伝わらなくても笑顔は伝わったことだろう。
せめて車を停めて会釈をすれば良かったのだ。
今朝は小雨のなか登校する孫たちを見送っていたら
あやちゃんが振り向いて「おばあちゃん楽になったね」と言ってくれる。
毎朝めいちゃんを保育園に送って行っていたからだろう。
あやちゃんの優しさが伝わって来てほろりと涙が出そうだった。
「めいをたのむよ」と言ったら「うん、わかった」とおっけいポーズ。
確かに楽になった。でもなんだか物足らないような寂しさ。
それも日にち薬ですぐに慣れてくることだろう。
めいちゃんは今日からあやちゃんと一緒に下校。
なんだか気になって仕方なくそわそわと早めに帰宅する。
ふたり揃っての元気な「ただいまあ」の声にとてもほっとしていた。
笑顔には笑顔がきっと返って来る。つくづくとそう思った一日。
佳き一日でした。ありがとうございます。
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