ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2021年04月09日(金) 筍とイタドリ

強い寒気が南下とのこと北国では雪が降っていたようだ。

やっと春めいてきて桜も咲き始めていたことだろう。

日本は小さな島国だけれど北と南とではずいぶんと差がある。


幸いなことに南国土佐は陽射しに恵まれた一日だった。

こでまりの花。山吹の花。春爛漫にこころを和ませる。


義父は今日も田植え。昨夜から体調が悪いのを無理して出掛ける。

もう80歳が近いのにそのパワフルさには頭が下がる思いだった。

無理をさせたくはないのに無理をする。何が義父を動かしているのか。





めいちゃん少しずつ慣れては来ているようだけれど

夕方になるとどっと疲れが出るのかすこぶる機嫌が悪い。

かん虫も起こったようで泣きじゃくり大暴れする。


娘が宥めながら抱っこしてやっと夕食を食べ終わった。

それが昨夜の残り物の胡瓜と若芽の酢の物をぺろり。

もう捨てようと思っていただけに思いがけず嬉しかった。


筍の煮物。イタドリの炒め物。食卓には旬の物が並ぶ。

あやちゃんに海老の天ぷらを揚げたので筍も少し天ぷらにした。

筍もイタドリも頂き物でほんとうにありがたいこと。


子供の頃には母とよく山菜取りに出掛けたことを懐かしく思い出す。

生のイタドリは少し塩をつけて食べるのが「おやつ」でもあった。

母もきっと憶えているだろう。懐かしい味を食べさせてあげたい。


昨日の面会ではまだ退院の話は一切聞くことが出来なかった。

医師からの説明もその後まったく無くなんとももどかしい。

せめて経過を知ることが出来れば少しでも安心出来るのにと思う。


月曜日にはまた母に会える。そうだ、筍とイタドリの話をしよう。



※注記:イタドリは全国的には食べられていない山菜かもしれません。

    以前に「ケンミンショー」でも紹介されましたが

    高知では春を代表する美味しい山菜です。


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