ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2021年03月31日(水) どうか希望の春を

夜明け前にはくっきりと見えていた月が

やがてぼんやりと霞んでは朝が来る。

気がつけばここ数日真っ青な空を見ていなかった。



とうとう弥生も晦日。三月は去るというけれど本当にそう。

けっして駆け足ではないつもりなのだけれど

何かが急いでいる。いったいそれは何なのだろうか。

ふと我が身を何処かに置き忘れてしまったような気がする。



月末の仕事をそれなりに終えて定時で帰路につく。

会社の決算は5月なので年度末という感覚は全くなかった。

それでも農協や郵便局に行くと退職する人や転勤の人がいて

そんな区切りの年度末なのだなと改めて感じるのだった。

すっかり顔なじみの職員さんと別れるのはやはり寂しいものだ。


明日からはもう四月。また新しい出会いもあることだろう。

コロナ禍の大変な世の中だけれど

どうか少しでも新鮮な春であって欲しい。

希望のある春であって欲しいと願わずにいられない。


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