ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2020年08月30日(日) つくつくぼうし

今日も厳しい残暑。元気過ぎるほどのおひさま。

つくつくぼうしがしきりに鳴いて夏を惜しむ。

日が暮れるのを待っていたかのように秋の虫たちの合唱。

ささやかな秋の気配を感じながらこれを記し始めたところ。



朝の涼しいうちにとお大師堂へお参りに行っていたけれど

川風はぴたっと静まり汗びっしょりになってしまった。

日捲りの暦は金曜日のままでふと寂しさをおぼえる。

この暑さではお参り仲間さんの足も遠のいているのだろう。

しばらく会っていないSさんは元気にしているだろうか。


花枝を新しく活け替え自分に出来ることをする。

お供えのお菓子を持参してなかったのは不覚だった。

詫びる気持ちと一緒に般若心経を唱える。

流れる汗とともに流す灰汁もあるのだろうとふと思う。

さらりさらりと水の音。川は清くゆったりと流れるばかり。



じいちゃんは漁協の出役で川仕事に行っていたので

なんとなく気になってしまって土手から様子を見に行っていた。

案の定いささか無理をしている様子ではらはらと見守る。

若いお仲間さんに交っての作業は身体に堪えるものだ。

そうして今年も海苔の漁場の準備がもう始まってしまった。

私も少し気を引き締めなくてはならない。覚悟の時が来たのだ。


ゆっくりと休めるのも今の内と午後はひたすら寝てばかり。

目の前にそびえる山があるのなら野原で寝転ぶのも必要な時間。




 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加