ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2020年08月23日(日) 処暑のドライブ

二十四節気の「処暑」夏の後姿が見える頃。

朝風にふと秋の気配を感じたけれど日中はまだまだ厳しい残暑。

ゆっくりと夏が退いていくのだろう。それは少しせつなくて

むかし「しりぞくのかきみは」と詩を書いたことを今も忘れられない。



ずっとステイホームを貫いて来たけれど

今日はぶらりと気の向くままにドライブへ行ってみる。

西へ行くのか東へ行くのかも決めていなかったけれど

じいちゃんの提案で四万十川をさかのぼり江川崎まで

道の駅「よって西土佐」で田舎寿司などを買い車中で昼食。

十和方面に向かいながら木陰をさがし車を停めたのだけれど

なんとそこは墓地の前であった。「まあいいか」と笑い合う。

食べ終わると「どうもおじゃましました」と言ってそれも愉快。


江川崎は私の生まれ故郷でありいつ来ても懐かしい土地。

昔の面影を探すように散策をしてみたかったけれど

あまりの暑さに諦めてしまった。子供の頃の通学路

古びた小さな橋だけはちゃんと見ることが出来て良かった。


道の駅「とうわ」はほぼ満車状態ですごい人だった。

密に飛び込む勇気もなく「すごいね」と言いつつ通り過ぎる。

誰もがもう自粛の限界なのだろうと思わずにいられない。

そう言う私たちも出掛けて来てしまったのだもの。


十和から四万十町窪川経由で家路についたのだけれど

私は助手席で睡魔におそわれずっと眠ってばかりだった。

家に帰り着いても眠くて夕方までずっと寝ていた。


柏島へ海水浴に行っていた娘たちが帰って来て

「夕飯はいらない」と言う。これ幸いとすっかり怠ける。

秋刀魚を焼いて胡瓜の酢の物でじいちゃんとふたりきりの夕食。


孫たちも海水浴で疲れたのだろうかはしゃぎ声も聴こえない。

静かな夜にまるで宿題のようにこれを記す。


いっぱい寝たのにまた眠くなってしまった。




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