処暑に入ったせいか猛暑日にはならず
午後には曇り空になり微かにヒグラシの声が聴こえる。
帰り道には思いがけず土砂降りの雨に遭う。
ほんの一処だけの雨だったようで市街地の道路は乾いていた。
いまは午後7時。もうすぐ日が暮れようとしている。
空を仰げば少しふっくらとした三日月が見えている。
夕散歩から帰っためいちゃんが美味しそうに葡萄を食べている。
お向かいの奥様から頂いたのだそう。めいちゃんは葡萄が大好き。
あれこれと今日の出来事はもういいかなと
書き始めたら長くなってしまいそうだからやめておこう。
特記事項無しもたまには良いのではないだろうか。
18年もの間この日記を書き続けて来たけれど
読み返すことが多くなったこの頃になって感慨深いものがある。
やはり誰のためでもない自分のための日々の記録だったのだと思う。
けれども誰一人読んでくれる人がいなかったら
はたして書き続けられただろうか。
それは出来なかったとはっきりと言える。
私は書かせていただいているのだとただただ感謝しかなかった。
午後7時35分。そっとペンを置くようにPCをシャットダウンする。
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