風があり雲が多かったせいかさほどの猛暑にはならず。
日も短くなりゆっくりと秋に近づいているようだ。
朝の道の山肌に咲く鉄砲百合も少しずつ枯れ始めてしまった。
お遍路さんの姿もなくなんだかしんみりと寂しい。
稲刈りの終わった田んぼは雀色。ふと秋の匂いを感じる。
仕事を終えてスーパーで買物。
今日は娘の帰宅が遅くなる日だったので少しパニックになる。
それだけ娘を頼りにしている証拠だろう。
手の込んだものは作れずすっかり手抜き料理になった。
それでも誰も文句を言わずいつもの笑顔で食べてくれる。
家族の優しさをひしひしと感じほっと嬉しくてならなかった。
出来ない日があってもいい。無理をしなくてもいいのだ。
それを分かってくれる家族に恵まれなんと幸せなことだろうか。
夕食後はもう薄暗くなっていたけれど外にとび出して行くめいちゃん。
追いかける娘夫婦。つかの間でもお散歩が出来て良かった。
お風呂上がりのはしゃぎ声も楽しくて微笑まずにいられない。
鈴虫も鳴き始めた。午後7時42分。私は日記を書き終える。
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