2018年02月02日(金) |
書くことは生きること |
雪の地方も多いというのに優しいおひさまに恵まれありがたいこと。
最高気温が10℃を超えたのは久しぶりのことだった。
仕事がさほど忙しくなかったので、気分転換もかねて
すぐ近くに住む恩師の家を訪ねる。
ご無沙汰を詫びつつ庭先の陽だまりでしばらく語り合った。
文学からはほど遠くなってしまった私の嘆きを
手をとって励ましてくれてとても救われる思い。
「まだまだこれからよ」と言ってくれてなんとありがたいこと。
もう80歳を越えた恩師に弱音を吐いてしまった自分が恥ずかしい。
細々でいい。認められなくてもいい。自分は文学を諦めてはいけない。
道端の雑草のように生き抜いて生きた証を残しておきたいと強く思う。
「書くことは生きること」と言ったとある作家の言葉のように。
所詮は文学少女の成りの果て。身の程知らずと思ってもみる。
けれどもこうして書いている。ほんのささやかな日々のこと。
そんな日々が愛しいからこそ書けるような気もする。
このような拙い日記におつきあいくださるかたがた
ほんとうにありがとうございます。
|