ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年02月01日(木) そして如月

雪の予報だったけれど、静かな雨音で目覚める。

ぽつんぽつんと歌うような雨だれの音が耳に心地よい。

ああ雪でなくて良かったとほっと胸を撫で下ろしていた。


いつものように山里の職場へ。山道ですれ違った車が

雪を被っていてびっくり。もしやもしやとおそるおそる峠を越える。

山里に入ってからも雪はどこにも見えず。なんとも不思議なきもち。

それから職場近くのトンネルを抜けたらすっかり雪景色だった。

ちいさな山里でもこんなにも違うのかととてもおどろく朝のこと。


雪はすぐに雨に変わったけれどなんとも冷たい一日だった。

事務所のエアコンが作動せず、石油ストーブで暖をとる。

足元が寒くてならず小さな電気ストーブも点けてみたり。


お昼に母が出勤して来て「こんにちは」とひょうきんな声。

じゅうぶんに談笑する時間はあったのに、殆ど口を聞かず。

なんと可愛げのない娘だろうと我ながら思うばかり。

母と交代するように事務所を出ていた。とても後ろめたい気分。


このままではいけないな。せめて笑顔をと帰りながら思った。



帰宅するなりコタツムリ。なんと暖かいことだろう。

保育園のお迎えまでごろごろと怠惰に過ごす。


保育園では一日早く明日「豆まき」をするそうで興奮気味の孫たち。

「おにさんがくるよ」「やっつけるよ」と口々に話してくれた。


今日も平穏無事、ほんとうにありがたいこと。

「節分」「立春」「雨水」とゆっくりと春が近づいてくる如月。


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