夜明け前の星空のきれいだったこと。
強い風が吹いていたけれど夜が明けると急に静かになった。
日中もぽかぽかと暖かくほっこりと過ごしやすい一日。
明日はもう月末で仕事は忙しかったけれど
母がいなくてもなんとしても乗り越えようと努力する。
土日に一時帰宅していた母とは会えなかったけれど
月末の支払いをとても心配していたそうだ。
「だいじょうぶよ、なんとかなるから」と一言連絡を。
そう思うだけでメールのひとつも出来ないでいた。
帰宅してすぐにお大師堂へ。ざわざわとしていた心が落ち着く。
しばし佇みきらきらと光り輝く川面を見つめていた。
孫たちが保育園から帰って娘も一緒に夕散歩へ。
近所の子供達が凧揚げをしていたら柿の木に引っかかって困っていた。
「よっし、おばあちゃんが取ってあげる」と意気込んだものの
さすがに木には登れず四苦八苦。娘が近くから竹竿を見つけて来て
なんとか凧を取り外すことが出来た。「ありがとうございました」と
丁寧に敬語でお礼を言ってくれた子供達に微笑まずにいられない。
それから堤防の道にあがって夕陽をいっぱいに浴びた。
走り回る孫たちがきらきらとまぶしい。
今日も穏やかで笑顔の一日をありがとうございました。
これを記しながら母に電話。「あしたは大丈夫よ」って
ちゃんと言えた。「まあ涙がでそう」とほっと嬉しそうな母だった。
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