ぽつぽつと少し雨が降ったけれど夕方には茜色の空。
そんな夕焼け空を仰ぎながらほっと癒されていた。
今日も山里の職場へ。ただただ逃げられない現実を受け止める。
気の重さもあったけれど、今日は気力もしっかりとあった。
難破船だからと諦めてはいけない。なんとしても海に浮かぼう。
資金繰りに奔走する。とにかく今日のことをなんとかしなければ。
そうして3人のお客さまが支払いに来てくれた。それで救われる。
お客様は神様だと今日ほど思ったことはない。ほんとうにありがたいこと。
遅く出勤して来た母も昨夜は眠れなかったそうだ。
お客さまのうち2人は母の亡き弟、私の叔父と同じ名前のひと。
偶然だったのかもしれないけれど叔父が助けてくれたのだと思った。
帰り道、亡き叔父の顔が目に浮かぶ。とてもとても大好きだった叔父。
「思い出してくれよ」って天国から便りが届いたような日。
なんて「いい日」だったのでしょう。
今日もありがとうございました。
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