しょぼしょぼと冷たい雨の一日。
雨が小降りのうちに保育園へふたりのお布団を持って行く。
一緒に行こうよと誘ったけれどあっさりとふられてしまった。
月曜日が雨だと通園はほんとうに大変だった。
川仕事はお休み。雨合羽を着てまで収穫するほどのこともなく
不漁の年だからこそで身体は楽だけれど喜んではいられない。
家でごろごろしているわけにもいかず山里の職場に向かった。
なんという気の重さ。これも拒絶反応かと思われる。
そうしてまたストレスの原因を自分で作ろうとしていることに気づき
とにかく笑顔でとすぐに気を取り直していた。よしよし。
母が遅い出勤。「あら来ていたのね」という顔をして笑顔はなかった。
その後はひたすら何かに取りつかれたように新聞を読み始める。
お昼になってもまだ読んでいて「お昼になったよ」と声をかけても
「食べたくない」と言って今度はクロスワードを始めた。
とにかく好きなようにさせておくのがいちばんかなと思いつつ
どうしても必要な仕事のことだけ伝えておいて逃げるように帰ってきた。
そんな母を異常だと決めつけるわけにもいかず
母は母なりに自分のペースを守ろうとしているのかもしれない。
そうして私がいると邪魔なのもしれないなとふっと思ったりもした。
それは考え過ぎかな。いけないいけないといま思い直したところ。
まあいろいろあるけれど、今日も平穏無事で何より。
家に帰ると肩の力が抜けるようにとてもほっとしていた。
娘と孫たちが保育園から帰ってきてまたまた笑顔の花が咲く。
今日も穏やかな一日をありがとうございました。
あしたのことはまたあした。ぐっすりとおやすみなさい。
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