爽やかな秋晴れ。朝の肌寒さもきりりっと心地よい。
朝が来るたびに「ああ生きているな」とほっとする。 いつもと変わりない朝がとても愛しく感じるのだった。
ある日突然にという不安はいつまでたっても去りはしない。 それは歳を重ねるごとに大きくなっていくものだろうか。
週末は孫日和と決め付けて娘の家に行く予定だったけれど、 「今日は友達が遊びに来るから明日にしてね」と娘から電話がある。 がっくりと気が抜けたような朝。ぽっかりと空いてしまった一日だった。
何かをしていないと落ち着かなくて衣類の整理などしてみる。 もう何年も着ていない服など思いきって捨てることにした。
それから夫がまた喫茶店に行くというので一緒について行く。 そうしたら夫の従姉妹達も来ていて、またおしゃべりの花が咲いた。 肩凝りの話しをしていたら従姉妹が私の肩をもんでくれると言う。 なんともありがたいこと。うっとりと気持ちよいひと時であった。
「歳をとるといろんなところが痛くなったりするけんね」 従姉妹は私の母よりも年上だったことにはっと気づいた瞬間だった。
今度会ったら恩返しをしよう。私が従姉妹の肩をもんであげようと思う。
ほんわかと優しい時間。ひとってあたたかいなってすごく感じた。
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