ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2012年08月27日(月) ちいさな秋

くもり時々雨。台風の影響だろうか強い南風が吹き荒れる。
職場の庭には今朝もたくさんの芙蓉の花が咲いてくれて。
風に負けまいと必死に木にしがみついているように見えた。
一日限りの花だけにとても憐れだけれどなんて健気なことだろう。

がんばれ。がんばれ。花を励ませば自分も不思議と元気が出てくる。


帰宅しての散歩道は今にも雨が降りそうな空模様だった。
ついつい急ぎ足になってしまいあんずの道草も今日はおあずけ。
早く帰ろうねとあんずに声をかけてからふっと気がついた。
土手の夏草の中から背伸びをするように若いススキの穂が見える。

まるで少年のようなススキだった。
風に吹かれながら澄ました顔で口笛を吹いているよう。
ボクはここにいるんだ。そっとしておいてよって言っているみたい。

夏の後姿を見送るようにちいさな秋が生まれてくる。

少年もやがておとなになるだろう。季節ごとの命を育みながら。




 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加