ぽつぽつと小雨が降ったりやんだりのいちにち。 灰色の空の上には必ず太陽がいるのよと言った母の言葉を思い出す。
梅雨空もあと少しの辛抱だろう。こころにはいつも太陽がいる。
三日ぶりに娘の家に行っていた。 可愛い孫と過ごせる一日はほんとうにありがたいものだ。 今日の綾菜はとても機嫌が良くてお守りも楽チンだった。 午後は娘と三人でお昼寝。とても静かで平和なひと時を過ごす。
夕方には雨もやんでいていつものように散歩に行くことが出来た。 お大師堂で顔馴染みのお遍路さんと再会することが出来たけれど。 数日前から体調が悪いとのことでとても心配でならなかった。 聞けば三度の食事もまともに食べていないとのこと。 それが試練のように語っていたけれど、それでは体力が持たない。 帰る家があり待っていてくれる家族がいてくれたらと願うばかり。
職業遍路さんはあまりにもいろんな事情を抱えているようで。 詳しく尋ねるにも憚られる時があって、ただただ心が痛くなるのだった。
何か少しでも助けてあげられないか。自分に出来る事は何だろうと考える。 お接待がお節介になっても良い。助けてあげたい気持ちこそが大切だと思う。
明日また会う約束をして別れた。せめて朝御飯を届けてあげられたらと思う。
どうか少しでも元気になってくれますように。お大師さんが守ってくれますように。
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