| 2012年07月02日(月) |
ネムの木の花が咲く頃 |
うす曇でとても蒸し暑い一日だった。
七月の声を聞くなりネムの木の花が目にとびこんでくる。 もうとっくに咲いていたのかもしれないけれど。 雨の日が多く気づかずに通り過ぎてしまっていたのだろう。
ちいさな孔雀が薄桃色の羽根をひろげたような花だった。 今にも飛んで行ってしまいそうな花がひらひらと風に揺れている。
昨夜は年に一度の「先祖まつり」があり従兄弟の家へ行っていた。 本家さんを始め分家が7軒、親族がみな集まって賑やかな夜になる。 一族のルーツにはとても興味がある。江戸時代にはどうしていたのか。 一番古いお墓は明治時代の物らしく、百太郎さんと言う人らしい。 たくさんの子孫を残してくれたご先祖さんに感謝せずにはいられなかった。
先祖まつりの手伝いがあったため、午前中にお大師堂に行っていたけれど。 会う約束をしていた例のお遍路さんの姿が見えなかった。 一晩で体調が良くなったとは思えず、無理をして出発したのかもしれない。
なんだか涙がぽろぽろとこぼれた。どうして?どうして?って思った。
今までたくさんのお遍路さんと出会うことが出来たけれど。 こんなにこころが疼いたことはなかったように思う。
どうかご無事で。お大師さんに手を合わせ空に手を合わせた。
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