また梅雨空が戻ってきてぽつりぽつりと雨模様。 部屋干しの洗濯物がしょんぼりと可哀想に見える。
朝から娘の家に行きほぼ一日中一緒に過ごす。 綾菜は今日もご機嫌斜めでぐずって泣いてばかりだった。 私が抱いても泣き止まないのに娘が抱くとぴたっと泣き止む。 お乳の匂いがするのだろうか。やはり母親がいちばんのようだ。
おばあちゃんはちょっぴり子守の自信がなくなってしまった。 泣く子をあやすのはほんとうに大変だなとつくづく思う。
それでも可愛い孫のため。明日も勇んで出掛けることだろう。
夕方になっても雨は降りやまず今日の散歩は諦める。 最近のお遍路万歩計は思うように進まず、岩本寺ははるかに遠い。 けれども毎日少しずつでも歩いていればきっと辿り着く日が来るだろう。 焦ることも急ぐことも何もない。もしもし亀さんのような私の日々だった。
お大師堂にお参りだけはしたくて、娘の家からそのままクルマで行く。 初対面のお遍路さんが居てくれてほんの少しだけ話すことが出来た。 なんと沖縄からのお遍路さんでびっくりしてしまった。 5年前に一度結願をしてからまた去年からお遍路を始めたのだそうだ。 気のせいかどことなく表情が暗くて少し気になったけれど あれこれと詮索することだけは避けたくてそっとお別れをする。
何かを抱えているのならば少しでもその荷が軽くなりますように。 もしかしたらまた会えるかもしれない。その時にはきっと笑顔に会えるだろう。
昨日は濁流でゴウゴウと唸っていた川も今日は静かに流れていた。 さらさらと耳に心地よい流れはまるでひとの心のようにも感じる。
流れに逆らわないこと。つねに身をまかせるように流れていけばいい。
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