紫陽花の花も日に日に色づき、くちなしの花も薫る頃になった。 まだほんの少し体調に自信がないけれど、散歩を再開してみる。 気分転換にもなり、なによりも歩くことで心が元気になるようだ。 万歩計はいつもの半分。どんな日もあってよしと自分に言い聞かす。
今日は来客の多い日だった。 午前中には娘婿のお友達がお祝いに来てくれて娘も喜んでいた。
午後からは山里の母「ひいおばあちゃん」がやっと来てくれた。 そうして思いがけなかったのは一緒に私の弟一家も来てくれたこと。 総勢6人でかわるがわる綾菜を抱っこしてくれて大賑わいだった。
みんなにお祝いしてもらってなんとありがたいことだろう。 綾菜もご機嫌で泣いたりぐずったりすることもなく喜んでいるようだった。
血のつながりをつくづくと感じる。身内ってほんとにありがたいものだ。
もうひとつ思いがけなかったのは母が夕食のおかずを持って来てくれたこと。 そればかりではなく流し台にそのままにしてあった食器まで洗ってくれた。
母もどんなにか疲れているだろうに。私の体調を気遣ってくれたのか。 なんだか涙が出そうなくらい嬉しくてたまらなかった。
「持つべきものは母親だね」なんて言いながらの夕食になる。 私も娘のために出来ることがまだまだたくさんあるのだと思う。
甘えて欲しい頼って欲しい。母親というものはきっとそういうものだ。
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