どんよりとした曇り空。午後から小雨が降り始める。 楽しみにしていた金環日食は残念ながら見えなかったけれど。 テレビは一日中その話題でおかげで感動の瞬間を垣間見ることが出来た。
宇宙にいること地球にいることをあらためて感じた一日となる。 そうしてなんと神秘的なことなのだろうとつくづくと思ったことだった。
日中は今日も変わらず孫尽くしの一日だった。 綾菜が起きていれば話しかけ、寝ていれば添い寝をしてしまう。 その添い寝が癖になるくらい心地よいものだった。 おだやかでゆったりとした時間。とても心が癒される気がする。 孫はほんとうにありがたいものである。かけがえのない宝物だった。
夜はこのところ毎晩のように出勤前の娘婿が顔を見せてくれるようになった。 そうして少しずつ育メンの練習をしているようで微笑ましく思う。 バーバはなるべく邪魔をしないよう隣の部屋でじっと息をひそめている。
それでも綾菜の泣き声など聞こえると居ても立ってもいられなくなる。 ぐっと我慢。娘夫婦が奮闘しているのを「がんばれ」と応援するばかり。
一緒に暮らせるのも後二週間ほどになるかもしれない。
どんなにか寂しくなることだろう。考えただけで涙が出そうだった。
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