暖かさを通り越してまるで初夏のような陽気だった。 見るものすべてがまぶしくてきらきらと光っている。
夕方、娘のサチコが顔を見せてくれて。 そのまま晩ご飯を一緒に食べることになった。 お婿さんが飲み会で留守なのだそうだ。 久しぶりだねって言って二人で台所に立つ。
お兄ちゃんも呼んでみようよと言うことになり電話してみる。 そうしたらなんてことでしょう。また熱が出て寝込んでしまっていた。 はらはらとみんなで心配する。サチコが看病に行くからと言っても うつるから絶対に来てはいけないと断固としてそれを拒むのだった。 「大丈夫だから」の一点張り。そう言って大丈夫ではなかったというのに。
なんだかとても憐れでならない。もっともっと甘えてくれても良いのに。
それだけおとなになったということなのかもしれないけれど。 辛い時こそ家族で助け合っていかなければと思う母であった。
来るなと言われても行くべきではないか。 明日は押しかけるように様子を見に行ってみようと決めた。
どうか早く元気になりますように。そればかりを祈っている母である。
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