気持ちよく晴れて雲ひとつない青空。 おひさまも嬉しそうにきらきらと輝いていた。
そんな陽気にさそわれたのか土手につくしの坊やたちが。 みんなが一斉に顔を出して「こんにちは」って言っているよう。
よしよしとその頭を撫でてあげたくなった。 幼子のように可愛いちっちゃな坊やたちだった。
嬉しくってウサギになったような散歩道。 ぴょんぴょんと跳ねるようにして歩いて行く。
タンポポさんにもおしえてあげなくちゃ。 彼女もきっとにっこりと微笑んでくれるだろう。
じっと耐えるように待っていた春。
その足音がこんなに近くに聴こえるようになった。
日々いろんなことがあるけれどもし辛いことがあっても。
嘆かずにいてじっと耐えていればきっと良いことがある。
そう信じてすくっと前を向こう。明日は春かもしれないよ。
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