夜明けとともに雪が積もり始める。 いったい今季何度目の積雪だろうか。 つかの間の雪だとわかっていても。 どうにも気分が怠惰になってしまっていけない。 山里へ向かう気にもならず今日もさぼってしまった。
そうして炬燵にむぐりこんだままぬくぬくと過ごす。 買物に行くわけでもなく何をする気にもならなかった。
あと10日ほどすれば海苔漁を始められそうだと彼が言う。 それは良かったと安堵しつつも少し複雑な気持ちになった。 ひとつしかないこの身体。あちらをたてればこちらがたたず。 結局山里の仕事を後回しにしなければいけないのが目に見えている。
年々老いていく母。去年は何とかなったものの今年が心配である。 せめて週に一回と月末ぐらいは助けてあげられたら良いのになと思う。
始まってみなければわからない事をあれこれと思い悩むのが私の悪い癖。 もっと気楽に、もっとど〜んと構えていられるような性格になりたいものだ。
炬燵でぬくもり過ぎたのか、いつもの散歩も億劫でならない。 それではいけないと気合を入れて外に飛び出したものの。 雪解けの風のなんと冷たいことか。ぶるぶると震えてしまった。 お大師堂まで行くのがやっとですぐに引き返し帰って来るしまつ。
どんな日もあるさと自分を宥めるように言い聞かしていた。 今日は3700歩しか歩いていない。まっいいか・・・。
あしたはあしたの風が吹くだろう!少しでも暖かくなりますように。
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