少し曇っていたけれど今日も暖かないちにち。 寒さがやわらぐとこころもやわらかくなるようだ。
朝イチの職場で母にちょっと叱られてしまったけれど。 いつもなら落ち込む気分も今日は少しも気にならなかった。
母の怒鳴り声を久しぶりに聞いたようにおもう。 良かれと思ってした事がよけいな事だったようだ。 素直に反省をする。お節介もほどほどにしなければいけない。
そうしてとにかく穏やかに。それも私の仕事なのだと思う。 うんざりすることもたくさんあるけれど微笑がいちばんなのだ。
母の良いところはすぐに機嫌がよくなるところだった。
「ねえねえ、いいことをおしえてあげようか」
昼下がりとても嬉しそうにそう告げる母。
いったい何だろうと思えば、庭に水仙の芽がたくさん出ているとのこと。 水仙は冬の花だから今年はもう咲かないかもしれないよと言うと。
春になったら絶対に咲くのだと言ってきかない。
そう言われてみると、もしかしたら咲くかもしれないなって思えてくる。 咲いたらどんなにか母が喜ぶことだろう。咲いて欲しいなあって願った。
今はすっかり冬枯れてしまった庭に。緑が少しずつ増えていく。
そんな春が待ち遠しくてならない。春になったらもっともっと微笑もう。
笑顔の花がたくさん咲きますように。そうしてみんなが笑顔になりますように。
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