寒波は緩んできているとはいえ今朝も氷点下の冷え込み。 そんな寒さにもずいぶんと慣れてきたように思う。
今日は「七草」お粥ではなくお餅の七草雑煮にしてみた。 ほかほかと身体が温まる。これで無病息災だとほっとする。
たくさんの洗濯物を干して見上げる空のなんと青いこと。 冷え切った空気を朝陽がつつみこむようにあふれていた。
日中は特に予定も無く、例のごとくだらだらと過ごすばかり。 自転車で近くの地場産市場へ行き里芋と鯵の干物を買って来た。
午後三時。いつもより少し早目に散歩に出掛ける。 途中で同じく散歩中の近所の奥さんと一緒になった。 しきりに話しかけてきてくれて息子のことなどを話す。 訊かれるままに答えていたけれどふっと心苦しくなった。
その奥さんは数年前に息子さんを突然亡くされていたからだ。 生きていれば36歳だという。もう結婚をして孫も出来ていたかもしれない。 そんなことを思うと自分の息子の話などとても不謹慎に思えてきた。
けれども奥さんは終始笑顔で頷きながら私の話を聞きたがっていた。 亡くされた息子さんと重ねていたのかもしれないなって思った。
ひどい悲しみもどんな辛さもゆっくりと時が癒してくれるのだろうか。 けれども一生忘れられない痛みがそこに残っているのだろうと思われる。
家族が誰ひとり欠けることなくみんなが無事でいられること。 それがどんなに恵まれたありがたいことなのだろうとあらためて思ったことだった。
そうして今日も暮れていく。平穏無事に感謝しながらただただ手を合わす。
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