ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2011年10月28日(金) コスモス供養

朝の寒さが少しゆるみほっとする。
どうやら雨が近づいているようだ。
それもまたよしと思いたいものだ。
冷たい雨になってしまうかもしれないけれど。



仕事中。母が庭の草引きを始めた。
それは母の気分転換でもあり止めもせずにいると。

枯れ始めたコスモスを根こそぎ引き始めてしまう。
それはとてもはらはらとする光景だった。
いくら枯れてしまったとしてもそっとそのままに。
そうでないと毎年咲いてくれる花が憐れでならない。

まして私の大好きな花。あんまりではないかと思った。
ついに耐えかねて少し母を咎める口調になってしまった。

「だって汚いでしょ!」それが母の言い分。

確かにそれはもう美しくはない。可愛くもないかもしれない。
けれどもどんな姿になっても愛しい気持ちを忘れたくはない。

ふとどうしてあげればコスモスは喜ぶのだろうと考える。
汚いと言われてまでもそこに在り続けることが幸せなのか。

答えは見つからないままだったけれど。
結局私も母を手伝うことになってしまった。

どうか来年もきっと咲いてくれますように。
引き抜いては種をなるべくたくさんふるい落とす。
種さえあればきっと大丈夫。やっとそう思えるようになった。

信じてあげなくては。それがいちばんのことなのではないか。

また巡り来るだろう秋にきっと再会出来ることだろう。

たくさん咲いてくれてありがとうね。供養のように手を合わした午後。


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