朝晩めっきりと涼しくなり秋の足音を感じる。 日中も爽やかな風。夏の後姿を揺らすように吹きぬける。
そんないちにち。遠方の栃木から友人が旅をして来てくれた。 ツァーのコースに四万十川の川舟下りが組まれていたのだった。
知らせを受けた時にはなんと思いがけなかったことか。 そんな日が訪れるなんて夢にも思っていないことだった。
団体行動のため時間も限られておりほんのつかの間であったけれど。 さらさらと水の音が聞こえる川のほとりでついに会うことが叶った。
思い起こせば7年前。ネットで私の日記を読んでくれたひとであった。 そうしてメールのやりとりが始まりすっかり仲良しになっていたのだ。 偶然にも同じ年ということもありなんだか旧友のようにも思えた。 縁というものはほんとうに不思議な糸でつながっているものである。
今日が初対面。けれどもなぜか懐かしく感じるのはなぜだろう。 どんなふうにと問われても言葉に出来ない。これが縁に他ならない。
友人とその娘さん。三人で肩を寄せ合って写真を撮ってもらった。 娘さんはとても可愛くてぎゅっと抱きしめたいくらいだった。
もう二度と会うことはないかもしれない。そう思うと別れが辛い。 もっともっと一緒にいたいと思わずにはいられなかった。
車窓のふたりに手を振って別れる。満面の笑顔で手を振り合う。
はるばると遠いところを会いに来てくれてほんとにありがとう。
今日のことは一生忘れられない素敵な思い出になりました。
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