午前中は曇っていたけれど午後から夏が戻ってきた。 おもいっきり振り向いたような夏。陽射しが眩しい。
残暑は厳しいけれど少しも苦にはならなかった。 むしろ嬉しくてならない。夏よ頑張れと思った。
つくつくぼうしが声を限りに盛んに鳴く。 短い命を燃やすようにその声があたりに響く。
つくつくぼーし。つくつくぼーし。
ふっとつくづくほしいと聞こえる時がある。
なにをほしがっているのだろう。
なにがたらないというのだろう。
そう自分にも問う。
ひとはみな欲深い生きものなのかもしれなかった。
あるがままをうけとめてそれでじゅうぶんと思えるようになりたいものだ。
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