ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2011年08月24日(水) ふれあい

散歩道の土手に野菊の花を見つける。

薄紫のなんとも可憐な花だった。

かたわらには若きススキの穂が風に揺れている。

なんだか恋をしているようなその姿が微笑ましい。

風が吹くたびにふたりはふれあうことだろう。

そのたびにどきどきとして頬を染めることだろう。



お大師堂にはお遍路さんの靴がそろえてあった。
いつもならきびすを返してしまうのだけれど。
今日は声をかけたくなって歩を進めて行った。

そうしたら今まで何度か会った事のあるお遍路さんだった。
懐かしい顔。目がくりくりと丸くて笑顔がなんともいえない。

「ワンちゃん元気でしたか?」
あんずのことも憶えていてくれてとても嬉しかった。

夏遍路の厳しさ。野宿の辛さなど少し語らい。
屋根のあるところで眠れることほどありがたいことはないと言う。

こんなふうにお大師堂を気に入ってくれて。
巡るたびに泊まってくれるひとがいてくれるのが嬉しかった。

また会いましょうね!笑顔と笑顔で別れを告げる。


帰り道はとても清々しい気持ちだった。

しきりに夏草とたわむれるあんずにつきあいながら。

ゆったりと穏やかな気持ちになっていくのを感じる。

ひととふれあい。自然の草花にふれあう。

それはとても幸せなことなのだなとつくづくおもった。





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