| 2011年08月10日(水) |
お遍路さん(その2) |
猛暑日にこそならなかったけれど心地よいほどの暑さ。 夏も頑張っているんだなと思う。その力を振り絞るようにして。
朝の道でのこと。峠道の手前で自転車を押して歩くお遍路さんを発見。 いつものようにスピードを落とし会釈をして追い越したのだけれど。 おや?っと不思議に思ったのはすぐその後だった。
どうして自転車に乗っていなかったのか。 もしかしたらパンクでもしていて乗れなかったのかもしれない。 クルマを停めて声をかけてあげれば良かったとひどく後悔をする。
引き返そうかと思ったけれど、私のクルマではどうすることも出来ず。 とにかく職場へと急ぎ軽トラックに乗り換えて来た道をまた走った。
峠道はただでさえきつい。自転車を押して歩くのはどんなに辛いことか。 きっと困っているだろう。助けてあげたい一心でその姿をさがした。
けれども歩いているはずのそのひとはどこにも見当たらなかったのだ。 しばしキツネにつままれたような気持ちになってしまったのは言うまでもない。
そうしてやっと気づく。通りがかった誰かが助けてあげたのにちがいない。 私と同じように不思議に思って声をかけた人がきっといたのだろう。
ああ良かった。なんとほっとしたことか。
若い茶髪のお遍路さんだった。きっと良い旅をと願わずにはいられない。
明日は自転車でぐんぐん行けますように。
夏の光と夏の風をいっぱいに浴びて元気でいてくれますように。
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