ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2011年08月04日(木) かなづち

そういえば私は泳げないのだった。
いまだかつて25メートルを達成したことがない。
いつもあと5メートルというところで沈んでしまうのだった。

がんばれ。がんばれと同級生達の声援をうけ。
飛び込み台を足から飛び込み必死で泳ごうとする。
平泳ぎもすぐに犬掻きになってもがきつつも頑張る。

今日こそはといつも思っていた。やればきっと出来る。
根性だってあった。諦めないぞって意志もちゃんとあった。

でも沈んだ。同級生達がみんな嘆き声をあげている。
駄目なんだなって思った。いくら頑張っても駄目なのだ。

夏休み。体育の先生が特訓をしてくれると言ってくれたけれど。
私は仮病をつかってそれをさぼってしまった。
水がとても怖かった。もう一生泳げなくても良いと思った。

高校最後の夏はそうして終わった。
それなのに体育は赤点ではなかったのが今でも不思議でならない。


おとなになって。それはいまでも。
水にぷっかりと浮いて自由自在に泳いでいる夢をよくみる。

なんだ泳げるじゃないかとすごく嬉しくなる夢だった。

夢の中の自分は水とたわむれていて。

泳ぐことが大好きな17歳の少女だった。


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