曇り日。夏の太陽はまたどこかに隠れてしまったようだ。
立秋も近くなりこのまま夏が消えてしまいそうな気がしてならない。
そんなお天気のせいもあるのだろう。 今日もヒグラシが盛んに鳴き大合唱をしていた。
その声がこだまするように響き胸にせつなさが込み上げてくる。
それは命の声なのではないだろうか。
みんなみんな生きているのだなとそれを感じる。
その声に耳を澄ますじぶんもぽつねんとそこにいて。
なんだかそれが奇蹟のように尊いことに思えてくる。
明日のことなど誰にもわかりはしないけれど。
きっと生きていられるような気がしてほっとするのだった。
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