ついに夏本番かと思いきや。晴れているのに雨がぱらついたり。 不安定な空模様のまま梅雨明けのニュースが流れる。
気温は33℃。今年も猛暑の夏がやってきそうだった。 夏が苦手でならない頃があったけれど今はそうではない。 ほんの少し身構えるような気持ちで心は真夏へと向かっている。
今朝は夏遍路さんの団体さんに遭遇する。 バスから降りてしばらく歩き遍路をする様子だった。 たくさんのお遍路さんがストレッチ体操をしているところ。 ご老人もいれば若者もいる。いまは皆が仲間という感じだった。
微笑ましくも思いつつ。夏の歩き遍路の大変さをひしひしと感じる。 ほんの少し歩いただけでも汗が吹き出すというのに。 札所から札所までの距離を思うと気が遠くなりそうだった。
バスツァーならば夜はお風呂にも入れて旅館で寛げるかもしれない。 けれども野宿の夏遍路さんもいることを忘れてはいけなかった。
夕方。いつもの散歩。お大師堂にはひとりのお遍路さんが来ていた。 よほど暑さが堪えたのだろう。大の字になって寝ているところだった。
起こしてはいけないとそっときびすを返す。 お疲れ様でしたとこころのなかでそっと声をかける。
歩くあるく。どんなに暑くても歩き続ける。
あえて厳しい夏を選ぶひともいるという。
ほんとうに頭が下がる思いでいっぱいになった。
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