絶え間なく降り続く雨。
やまない雨はないのだからと雨音に耳をかたむけていた。 それはあきらめに少し似ている。けれどもそれは受けとめること。
ありのままの空でいてほしいとおもう。 だってそれはどうしようもできないことだもの。
日課の散歩に行けない日が続いている。 あんずは犬小屋にこもって寝てばかりいる。 一日中雨音を聴きながら何を思っていることだろう。
じっと我慢しているのかもしれないと思ったけれど。 そんな様子にはとても見えない。まるでおさぼりのような。 雨だから行かなくてもいいよと言わんばかりの仕草だった。
犬は飼い主に似ると言うけれど。そういうところが私と似ている。
かと言って雨があがるのを待っているわけではなかった。
雨は降りたいだけ降ればいいのだと思っている。
雨あめふれふれ母さんは。お空の下で生きている。
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