ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2011年04月15日(金) 母子草

作業場の庭の片隅に母子草の花が咲く。
やわらかな黄色。とても優しい色をしている。

母子草とはいつの世に誰が名付けたのであろうか。
その名のとおりそれはほんとうに母と子のように寄り添う。

子を想わぬ母はいず母を想わぬ子はいない。

その絆ははかりしれないほど深いものだと信じる。


母を亡くした子。子を亡くした母。
痛ましい現実を目の当たりにしなければならないこの春。

けれども何事もなかったかのように花は咲くばかり。


おかあさんどこにもいかないでね

おかあさんずっとぼくのそばにいてね

やくそくだよ。ゆびきりげんまんだよ


やわらかな黄色が優しく微笑む。

寄り添う子たちを抱くようにしながらその花は咲く。


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