いつもの散歩道を行けば お大師堂の前で私を待っていてくれたひとがいた。
ほぼ一年ぶりの再会。懐かしさと嬉しさがこみ上げてくる。
修行僧のお遍路さん。会うのはこれで七回目となった。
よほど縁があるのでしょうねと微笑みあう。 とても不思議な縁のように私は思う。 初めて会ったのが一昨年の秋だったと記憶している。 その時の言葉に出来ないような懐かしさを今も忘れていない。
ソウルメイトという言葉があるがきっとそうなのだろう。
こんな時だからこそ。今日はそんなことを語り合った。 日々の暮らしを心苦しいとは思わずに それはとてもありがたいことなのだと。 ひとつひとつをそう受け止めて過ごすようにと言われる。
そうしてこんな時だからこそ『慈悲』の心を失わないようにと。
こころが洗われたように清々しくなる。
またきっと会いましょうね。そう約束して家路についた。
ありがとうございましたとお互い手を合わせて別れたことだった。
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