ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2011年04月12日(火) 風とたんぽぽ

桜の木の下のたんぽぽがすっかり綿毛になって

こころもち首をかしげるようにしながら風に吹かれている

いまはどこにも行きたくはないのだとひとりがつぶやく

けれども風まかせの身の上だものしかたないよともうひとりが

さびしがりやのひとりは一緒に行きたいよとみんなに言うけれど

風には風のしめいのようなものがあってどうすることもできない

せめてそよ吹く優しい風になりたくて微笑んでみるのだった

それがよいことなのかいけないことなのか風にはわからない


綿毛たちは自分が種なのだときづく未来もあれば希望もある

風さん風さん待っているひとがいてくれるのかもしれないね

わたし行くよとひとりがうなずくとみんなが勇気の声をあげた

風はせいいっぱい微笑むそうしてふわりふわりと種をはこんだ


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