気温がぐんぐんと高くなりまるで初夏のような陽気となる。 風に桜の花びらが舞う。散っているのではなく舞っている。
儚さやさびしさを忘れさすかのようにそれはとても美しかった。
ふつうにしていましょうよと友が言う。 ふつうに仕事をしてふつうにご飯を食べて。 お風呂に入ってビールも飲んだらいいよと。
なんだか胸の中にあったかたまりがふわっとやわらかくなった。 気が楽になる。だってそのふつうがとても心苦しかったから。 あたりまえのことがずっとあたりまえではないように思っていたから。
ふつう。なんてありがたいことなのだろうとつくづく思う。
川仕事をがんばる。お昼は作業場でおにぎりを食べる。 少しだけお昼寝をしてからいつもの散歩道を歩いた。 晩ご飯はトンカツにする。キャベツは畑でとれたもの。 お風呂に入りまったりとする。そうしてビールを飲む。
ふつう。こうして生きているのがわたしの日常。
ふつうにしていました。これがありのままのわたしですもの。
|