春霞かとおもうような空。 そんなぼんやりとした空からやわらかな陽射し。 ぽかぽかと暖かい。ふんわりと浮かぶような気持ち。
日々。目の前にあることだけをたんたんとこなす。 頑張っているのかもしれない。自覚こそないけれど。 なんだか日捲りの暦を千切っては重ねているような毎日。
捨ててしまえばいいのに捨てられない。 それを重ねていったいどうしようというのだろうか。
散歩。今日はいつもとはちがう道を歩いた。 そっちではないこっちなのだとあんずが嫌がる。 宥めながら無理やり引っ張るようにして連れて行く。 時間にゆとりがないとこんな時もあってしまうものだ。 私も少し反省しながら、明日はいつもの道をと思った。
夕暮れていく。そうして夜空になり三日月が浮かぶ。
なんとか細い月だろう。なんとせつない月だろう。
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