日中は気温が上昇しとても暖かないちにちだった。 山茶花の花が散り始める。はらはらはらとそれは儚い。
昨日は伯母の葬儀。 小春日和のなか伯母は天国へと旅立って行った。 なんともやすらかな顔をして微笑んでいるようにみえた。 悲しんではいけないよとささやいているようにもみえた。
棺のそばをちいさな女の子がよちよちと歩きまわる。 伯母がとても可愛がっていたというひ孫だった。
「ひいばあちゃん ねんね」何度もそうつぶやいていた。
悲しみのなかにちいさな花が咲いたような光景。 その花を伯母はどんなにか抱きたかったことだろう。
さようならはいわない。 ただただ「ありがとう」と告げて伯母を見送ることが出来た。
残されたものたちはみな励ましあって残りの人生を生きる。 どんなに苦労をしてもそれがやがては糧になるような生き方をしたい。
くじけそうになったら天を仰ごう。
そこには見守ってくれる大切なひとたちがいてくれるのだもの。
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