11月もとうとう最後の日。 明日からはもう師走かと思うと。 あまりにもあっけなく日々が流れたように感じる。
春夏秋冬。あの時はああだったこうだったと。 アルバムをめくるように過ぎた日々を思い出す。 どんな日も昨日のことのように近くにあるのだった。
師走は急ぎたくなくてもどうしても駆け足になってしまう。 あらあらという間に年の瀬に追いやられてしまうことだろう。
今朝はとても嬉しいことがあった。 山里の職場に着くなり母が私にとババシャツをくれたのだ。 ほうらこれを着るともう寒くないよと言って。 その贈り物よりも母の心遣いが胸に沁みてあたたかくてならない。 優しい母。幼い頃の優しかった母が今もここにいてくれるだ。
私は幸せ者だなとつくづく思う。 親孝行もろくにしていないというのに。 母はこうして私を気遣ってくれている。
私も母になにかしてあげたい。 母の喜ぶこと。いちばん嬉しいことはなんだろう。 あれこれと考えてみたけれど何も思い浮かばなかった。
ただそばにいて一緒に仕事をする。 いまの自分に出来ることはそれだけしかなくって。
もしかしたらそれがいちばんなのかもしれない。
お母さん。ババシャツありがとう!
あったかいよ。こんなにあったかいものはないよ。
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