ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2010年07月08日(木) それぞれのいちにち

梅雨明けを思わすような晴天。

緑の田んぼを見渡せばそこに稲穂が見えるようになる。
あとひと月もすればその緑も黄金色に変わることだろう。

はやいものだ。季節はどんどんと進みたがっているように思う。


朝の峠道で外国人のお遍路さんを見かけた。
民家の近くの木陰でひと休みをしているところで。
ちょうど目が合ってにっこりと微笑みあう。
ほんの一瞬の事だったけれど会釈をかわす。

ほのぼのと嬉しかった。いい朝だなあって思った。

午後。そのお遍路さんをまた見かける。
山里の県道をしっかりとした足取りで進んでいた。
朝から5時間ほど経っていただろうか。
クルマだと数分で越えられる峠を歩いて越える。
真夏のような陽射しにどんなにか堪えたことだろう。

その後姿と横顔にまた深々と頭をさげた。
次の札所までもう少し。頑張れがんばれと心でさけぶ。

声さえもかけられないささやかな出会いだけれど。
これも縁だと私は思う。歩く姿に勇気をいただいたのだと思う。


そんなことがあったいちにちがまた暮れていく。

それぞれのいちにち。それぞれのあしたがまたやってくる。


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