ゆうじんが旅先から手紙を送ってくれた。 稚内の消印。まだ見ぬ北の大地が夢のように目に浮かぶ。
うんうんとうなずきながら読んだ。 すごくすごく心をこめて書いてくれたのだと思う。
読み終えると目頭が熱くなった。 胸の中に陽だまりができたようにあたたかくなった。
素直に正直に自分の気持ちを伝えるということは。 ほんとうはとてもむつかしいことなのかもしれない。
でもひとは素直になれる。正直に自分と向き合うことができる。
その手紙はゆうじんの「こころ」そのものだと思った。
夢は叶えるためにあるのだと言うひともいるけれど。 私は決してそうだとは思っていない。
誰にだって挫折はある。それがなければ前へ進めないときが。
そのとき何を優先するか。それで生き方が決まってくるのだと思う。
わたしはこれからもずっとゆうじんのゆうじんでありたい。
なんのちからにもなれないけれど存在していたいと強く思う。
私もこころをこめて手紙を書きます。
どうか待っていてくださいね。
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